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北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が11日と12日にかけて第2経済委員会傘下の国防工業企業所を現地指導した。朝鮮中央通信が伝えた。

朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長の朴正天(パク・チョンチョン)党中央委員会書記、趙春龍(チョ・チュンリョン)党中央委員会書記、強純男(カン・スンナム)国防相、キム・ヨンファン国防科学院院長、党中央委員会の弘永七(ホン・ヨンチル)、金与正(キム・ヨジョン)の両副部長が同行した。

金正恩氏は現地指導で「第2経済委員会傘下の全ての国防工業企業所が生産文化、生活文化を確立するための闘いをより発展的な段階で繰り広げ、軍需工業部門労働者の手本となる新世紀の文化を引き続き創造し、革新させていくことについて強調した」という。

金正恩氏は、狙撃兵器の性能を確かめて狙撃兵小銃を試射した。また、240ミリロケット砲台車の生産実態などを確かめて、試乗した。

そのうえで、「重要国防工業企業所が示された軍需生産計画を間違いなく質的に遂行するだけでなく、尽きることのない特有の開発精神と創造気風をもってより新しい革新と飛躍的な前進を絶え間なく遂げることによって、わが党の国防発展戦略を実現するための闘いの先頭に立っていつも旗印を掲げていくものとの期待と確信を表明した」と同通信は伝えた。