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同通信の報道全文は次のとおり。

宇宙開発を加速する 国家航空宇宙技術総局副総局長

【平壌4月1日発朝鮮中央通信】わが国家の宇宙開発を統一的に指導し、監督・統制する国家航空宇宙技術総局の創立日に際してパク・ギョンス副総局長が、朝鮮の宇宙開発目標の実行に関連して3月31日、朝鮮中央通信社記者の質問に答えた。

パク副総局長は、朝鮮労働党と朝鮮民主主義人民共和国政府の宇宙開発政策に従ってチュチェ102(2013)年4月1日に創立された国家航空宇宙技術総局がこれまでの10余年間、国の宇宙征服活動を力強く牽引(けんいん)してきたとし、次のように述べた。

この期間、人工衛星の多機能化と高性能化が実現し、衛星管制と運用に関連する多くの技術的問題がわれわれの方式で解決されたことをはじめ、応用技術を国防建設と経済建設、人民の生活向上に導入するための活動が積極的に推進された。

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党が示した宇宙征服政策の当面目標と展望目標を達成するための努力の一環として昨年に偵察衛星「マンリギョン―1」号が成功裏に打ち上げられたことで国家防衛力強化において大きな進展が遂げられ、今年も数機の偵察衛星の打ち上げを計画している。

科学者、技術者の非常な創造精神と実践力によって中核宇宙科学技術研究で成果が次々と収められた。

こんにち、先端科学技術によってその飛躍的発展が確固と保証される社会主義強国建設において宇宙産業の発展はきわめて重要な意義を持ち、従って宇宙の開発とその利用の必要性は日を追って一層増大している。

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宇宙分野の加速的発展のために共和国政府は現段階で国家の戦略的利益の見地から先進的で価値ある宇宙開発計画から先行させて実行し、成果を絶えず拡大して宇宙強国を打ち立てることを目標にしている。

実用的な気象観測衛星、地球観測衛星、通信衛星の保有を先に達成すべき目標に定めたのに合わせて農業と水産、気象観測、通信、資源探査、国土管理と災害防止をはじめ各部門に宇宙科学技術の成果を導入するための活動を積極的に推し進めている。

全国家的、全社会的、全人民的な関心と後援の中で、宇宙産業を力強く成長させるための活動が各方面にわたって活気に満ちて繰り広げられている。

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宇宙科学技術を発展させる上で重要な契機となる宇宙科学技術討論会が定期的に行われて宇宙科学技術部門で収めた成果を強固にし、宇宙の開発と利用においてかなめの意義を持つ新しい科学分野を開拓するための動きが活発になっている。

高等教育単位に宇宙航空、宇宙観測、衛星通信をはじめとする宇宙関連の学部と学科が設けられ、国の宇宙産業発展に積極的に寄与することのできる創造型の後進人材が育成されている。

金日成総合大学、金策工業総合大学にさまざまな実用衛星の開発を専門に行う研究所、研究室が創設され、国家科学院と複数の大学に宇宙関連研究単位が組織されて災害性気候に徹底的に備え、国の資源を効果的に保護、利用し、人民経済の科学的発展を促すための研究が本格化されている。

われわれは、宇宙産業の成長が世界的な経済および科学技術強国の地位を確保するための近道の開拓において中核の要素に、総合的国力の示威になるということを銘記し、独自の宇宙開発に持続的な拍車をかけて宇宙強国を必ず建設するであろう。---