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北朝鮮の金正恩総書記(国務委員長)が18日、西部地区砲兵部隊管下火力区分隊の射撃訓練を指導した。朝鮮中央通信が伝えた。

西部地地区砲兵部隊は「わが軍隊の新世代の核心打撃手段の一つである超大型ロケット砲を装備して重要火力打撃任務を受け持っている」とし、今回の訓練は「600ミリロケット砲兵区分隊の不意の機動と一斉射撃を通じて兵器システムの威力と実戦能力を実証し、ロケット砲兵の戦闘士気を増進させ、動員態勢を点検して向上させるのに目的を置いて行われた」と同通信は伝えた。

名前が「ジュエ」とされる金正恩氏の娘は訓練に同行しなかった。朝鮮労働党中央委員会の金正植(キム・ジョンシク)副部長とミサイル総局の張昌河(チャン・チャンハ)総局長が、訓練を講評した。

金正恩氏は監視所で「超大型ロケット砲兵中隊の射撃訓練」を行うよう指示し、「軍人のみんなが世界最強の朝鮮式超大型ロケット砲兵器システムに完全に精通しており、確たる臨戦態勢で戦闘的威力を一層強化している」と満足した。

つづけて、「超大型ロケット砲弾による目標上空の設定高度での空中爆発模擬試験」も行われ、金正恩氏は「圧倒的な軍事力を抑止力として武力衝突と戦争の可能性自体を完全に取り除き、わが国家の平和と安定、主権をしっかり守るという強い意志を披歴し、砲兵武力強化と砲兵戦争準備完成のための重大戦略課題を提示した」という。

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また、「敵に武力衝突が発生し、戦争が起きるなら災難の結果を避けられないという認識を一層固めさせる必要があると述べ、今後、われわれはわが軍隊が保有した破壊的な攻撃手段が常時、敵の首都と軍事力構造を崩壊させられる完備した態勢をもって戦争の可能性を遮断し、抑止する自分の使命の遂行に一層徹底すべきである」と語った。

さらに、「全軍の全ての砲兵がいつも高度の臨戦態勢、緊張状態を厳格に堅持し、戦争準備の完成で飛躍的革新を起こすことによって、厳しい時刻に最も強くて無慈悲な正義の砲火力で戦闘勝利の突破口を先頭に立って開く英雄砲兵にしっかり準備する」との期待と確信を表明した。