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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は1日、第60回ミュンヘン安全保障会議における米国のブリンケン国務長官の発言を非難する論評を配信した。

同通信は、ブリンケン氏が、「国際制度の食卓に座れなければメニューにのせられてしまうと発言して国際的物議をかもし出している」と述べた。

つづけて、「自分らが唱える『規則に基づいた世界秩序』というものがまさに弱肉強食が乱舞する『ジャングルの法則』ということを世界が再度はっきり知るようにしたのは『幸いな』ことだと言わざるを得ない」。

また、ブリンケン氏の発言にロシア外相や中国メディアが反発したことに言及しながら、「内外が公認しているように、国家発生の始めから見ても、今まで存在してきた経緯から見ても弱者を食わなくては生存することのできない国がまさに米国である」と強調した。

さらに、「結局、米国は食卓に座って飽食を楽しみ、パレスチナをはじめとする中東の多くの国と民族はメニューに『食い物の材料』にのせられ、イスラエルは米国の口に合わせて『料理』することに『腕前』を見せているのである」としながら「人類文明の時代に侵略と戦争を生理とする米国の弱肉強食の世界観、覇権主義的対外政策は絶対に許せない」と主張した。