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北朝鮮の金正恩総書記が24日、朝鮮労働党中央委員会第8期第19回政治局拡大会議「党の『地方発展20×10政策』を強力に推し進めるために」と題した結語を述べ、地方振興の推進を強調した。朝鮮中央通信が伝えた。

金正恩氏は、今月15日に開かれた最高人民会議第14期第10回会議で、全国の地方産業の工場を一新させることを掲げた「地方発展20×10政策」を打ち出した。

金正恩氏は結語で、「今回の会議を通じて、わが党は地方産業を同時多発的に、とても均衡的でありながらも全面的に、効果的に、特色あるものに発展させられる各方面の措置を確定し、その実行の保証を確立して、党創立以来ほぼ80年間、もっぱら人民のために総志向してきた自己の闘争史に画期的な里程標を立てた」と述べた。

また、「私は今回の機会に、全ての方面で都市と農村、中央と地方の格差を縮め、不均衡を解消してともに発展する富裕で文明的な社会の建設を進め、特に地方の人民の福祉を増進させ、権益を保護し、地方と農村の生活環境を改善するのに優先的な力を入れるのがわが党が現時期、堅持すべき重要な原則であり、社会主義の全面的発展期に移行する上で必ず実行すべき政治闘争課題である」と主張した。

さらに、「こんにち、われわれには人民により文明的で幸せな生活条件と環境を提供すべき重くて栄誉ある課題が提起されている」としながら、「この席に列席した党と政府の指導幹部は、数千万の人民の大いなる信頼を生の命脈に刻み付け、頑強な奮発力と闘志を発揮して本会議の決定をたがわず貫徹することで、この地のどこにも人民の幸せな笑い声が響き渡るようにしなければならない」と訴えた。

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そのうえで、「百倍の信念と勇気を抱いて偉大なわれわれの偉業の新しい変革的結実のために、社会主義の全面的発展のために、偉大なわが人民の福利のために力強く闘っていこう」と強調した。