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同通信の報道全文は次のとおり。

任天一外務次官が談話発表

【平壌10月1日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国の任天一外務次官は1日、次のような談話を発表した。

朝鮮民主主義人民共和国とロシア連邦との伝統的な友好・協力関係に対する米国の不法非道な敵対感と干渉の企図が、限界線を越えている。

最近、米国は朝露両国の善隣友好関係の発展を国連「決議違反」「国際法違反」として根拠もなく言い掛かりをつけて、朝露協力が世界の平和と安全に対する「脅威」であるかのように世界の世論を惑わしている。

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冷戦式の対決論理に染まり切っている米国の覇権的考え方をそのままさらけ出したところである。

朝露両国首脳の戦略的決断に従って、新たな高い段階へと昇華され、発展している朝露関係は、帝国主義者の強権と専横、軍事的威嚇と干渉を抑止するための平和守護の強力なとりでであり、戦略的よりどころである。

米国と西側の覇権的陣営対決騒動が極に達した中、朝露両国の善隣友好関係が新たな発展高調の局面を迎えることによって、国際力学構図の平衡性が保障され、世界の戦略的安全環境も一層改善された。

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米国の詭弁(きべん)とは違ってますます一層「危険になる関係」は、侵略的で排他的な性格をより明白にして自主的な主権国家の安全環境を恒常的に脅かしている米国主導の同盟関係である。

朝鮮民主主義人民共和国とその周辺諸国に対する敵対的企図を明白にさらけ出した米日「韓」の3角軍事同盟やウクライナ事態勃発(ぼっぱつ)の張本人であるNATOの存在こそ、国連憲章の目的と原則に基づいた国際秩序を危うくしている癌的存在であり、世界の平和と安全に対する重大な脅威である。

自分らの覇権維持のために同盟国との結託関係を最優先視している米国は、そこから実存的脅威を感じている反帝・自主的な主権国家間の団結と連帯の強化に対して非難する資格も、名分もない。

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朝露関係に対する米国の悪意的な拒否感は、彼らが反帝・自主的な国々との対決で力と手段が足りないということを自らさらけ出すだけである。

不正義の代表的実体である米国の対朝鮮、対ロシア敵対的言行は、朝露関係の発展こそ自主的で平和な新世界を建設し、真の国際的正義を実現するための正当な道であることを改めて明白に反証している。

朝鮮民主主義人民共和国は、ロシア連邦をはじめ自主的な主権国家との伝統的な友好・協力関係をより一層拡大、発展させることで、帝国主義者の軍事的威嚇と挑発、強権と専横を抑止し、朝鮮半島地域と世界の平和と安全をしっかり守っていくであろう。---