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北朝鮮の金正恩国務委員長(朝鮮労働党総書記)とロシアのプーチン大統領が13日、極東アムール州のボストーチヌイ宇宙発射場で首脳会談を行った。朝鮮中央通信が伝えた。

金正恩氏とプーチン氏は会談に先立ち、両国の国旗を背景に記念写真を撮った。会談には、朝鮮側から崔善姫(チェ・ソニ)外相、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の朴正天(パク・チョンチョン)元帥、強純男(カン・スンナム)国防相、朝鮮労働党中央委員会の呉秀容(オ・スヨン)、朴泰成(パク・テソン)の両書記、任天一(イム・チョニル)外務次官が同席した。

ロシア側からは、ロシア連邦のセルゲイ・ラブロフ外相、デニス・マントゥロフ政府副首相兼産業貿易相、セルゲイ・ショイグ国防相、アレクセイ・オベルチュク政府副首相、ユーリー・トルトネフ政府副首相兼極東連邦管区大統領全権代表、マラト・フスヌリン政府副首相、ドミトリー・ペスコフ大統領府副長官兼報道官、アレクサンドル・コズロフ天然資源環境相兼朝露政府間貿易経済および科学技術協力委員会のロシア側委員長、ビタリー・サベリエフ運輸省をはじめとする指導幹部と関係者、アレクサンドル・マツェゴラ駐朝ロシア大使が参加した。

プーチン氏は、北朝鮮建国75周年と露朝外交関係設立75周年に当たる2023年に金正恩氏が訪ロしたことを歓迎し、ボストーチヌイ宇宙発射場で対面することになった喜びを表したと同通信は伝えた。

金正恩氏は、「プーチン大統領が深い関心を払っているボストーチヌイ宇宙発射場で宇宙強国ロシアの現実と未来についてより具体的に深く知ることになった」と述べた。

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金正恩氏は、「朝露関係を最も重大視し、根深い友好の伝統を変わることなく発展させようとするのはわが共和国政府の一貫した立場である」としながら、「今回の訪問が両国間の協力関係を新たな高さに引き上げる意義深い契機になる」との確信を表明した。

会談で両国は、「互いに関心を寄せる重要問題に対する幅広くて深みのある意見交換が行われ、共同の努力で両国人民の福利を図り、総合的かつ建設的な双務関係を引き続き拡大していくことで合意した」という。

全員会談に続いて、金正恩氏とプーチン氏との単独会談が行われた。金正恩氏は、「朝露両国の関係が友好と善隣、相互尊重の原則に基づいて両国人民の志向と念願に即して良好に発展している」と、高く評価した。

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両首脳は「強大な国家建設の戦略的目標を実現するための政治、経済、軍事、文化の各方面で収められている注目に値する成果と建設的な協力の経験、国家繁栄と両国人民の福利のための今後の発展方向に対する深みのある意見を交わした」という。

金正恩氏とプーチン氏の首脳会談について、同通信は「人類の自主性と進歩、平和な生を侵奪しようとする帝国主義者の軍事的威嚇と挑発、強権と専横を粉砕するための共同戦線で両国間の戦略・戦術的協同を一層緊密にし、強力に支持、連帯しながら力を合わせて国家の主権と発展利益、地域と世界の平和と安全、国際的正義を守っていく上で提起される重大な問題と当面の協力事項を虚心坦懐に討議し、満足な合意と見解一致を遂げた」と伝えた。