人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮の金正恩総書記が8月29日、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)総参謀部の訓練指揮所を訪れて全軍指揮訓練を指導した。朝鮮中央通信が31日、伝えた。

北朝鮮軍の朴正天(パク・チョンチョン)元帥、強純男(カン・スンナム)国防相(大将)が同行し、指揮所では北朝鮮軍総参謀長と偵察総局長が出迎えた。

北朝鮮軍総参謀部は、米韓が実施している合同軍事演習に対応して8月29日から「全軍指揮訓練を手配し、各級大連合部隊、連合部隊の指揮官、参謀部の作戦組織と指揮能力を判定、検閲している」という。

金正恩氏は、全軍指揮訓練の状況と実態を調べ、「敵の不意の武力侵攻を撃退し、全面的な反攻へ移行して南朝鮮の全領土を占領するのに総体的目標を置いた演習参謀部の企図」「有事の際、戦線および戦略予備砲兵利用計画と敵背戦線形成計画、海外武力介入破綻計画」などを検討したという。

また、「現代戦は頭脳戦の対決である」としながら、「米国と『大韓民国』軍部ごろのせわしい軍事的動きと頻繁に行われる拡大されたさまざまな軍事演習は敵の反朝鮮侵略企図の余地のない暴露になると述べ、われわれがこれに徹底的に対応しなければならない」と強調した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

そのうえで、「現在の国家安全環境と情勢の要求に即してわが軍隊の作戦指揮訓練と実動実戦訓練を一層強化するための一連の重要指示を手配し、戦争の準備をより確固と完備するための全面的な課題と方途」を明らかにしたという。