同通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮労働党中央軍事委員会第８期第７回拡大会議

【平壌８月１０日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党中央軍事委員会は、朝鮮半島地域に生じた重大な政治・軍事情勢に対処して軍隊の戦争準備をより徹底的に整えるための重大な問題を討議するために拡大会議を招集した。

朝鮮労働党中央軍事委員会第８期第７回拡大会議が８月９日、党中央委員会の本部庁舎で行われた。

朝鮮労働党総書記で朝鮮労働党中央軍事委員会委員長、朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が、朝鮮労働党中央軍事委員会第８期第７回拡大会議を指導した。

会議には、朝鮮労働党中央軍事委員会の委員が出席し、朝鮮人民軍の各軍種司令官と前線軍団および重要任務担当部隊の指揮官、党中央委員会の当該部署の幹部が傍聴した。

人気記事：「女性１６人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

朝鮮労働党中央軍事委員会第８期第７回拡大会議では、朝鮮半島地域の平和と安定を破壊する情勢悪化の主犯の軍事的しゅん動を分析し、徹底的に牽制するための攻勢的な軍事的対応案を決定し、有事の際、敵の攻撃を圧倒的な戦略的抑止力で一挙に無力化させ、同時多発的な軍事的攻勢をかけるための確固たる戦争準備態勢を整える問題が重要議題に討議された。

敵対勢力の無謀な反朝鮮軍事的対決行為が一層露骨になっている現在の情勢は、わが軍隊のより主動的かつ能動的で、圧倒的な戦争対応意志と徹底して完全な軍事的準備態勢を必要として提起している。

会議では、有事の際、軍事戦略・戦術的および軍事力の確固たる優勢によって、敵を圧倒的に制圧、掃滅するための強化された前線作戦集団編成案と作戦任務を審議し、前線部隊の作戦遂行能力の多角化を実現し、より具体化された作戦計画を立てることに関する軍事的対策が真摯（しんし）に研究、討議された。

人気記事：「女性１６人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

朝鮮労働党中央軍事委員会は、討議結果に基づいて朝鮮人民軍前線部隊の拡大され、変化した作戦領域と作戦計画に伴う重要軍事行動指針を示達し、新しい戦略的任務に従って実戦の訓練を積極的に実施し、常時的な万端の作戦準備態勢を整える上で提起される軍事実務的問題と関連決定を全会一致で可決した。

敬愛する金正恩同志は、党中央軍事委員会で討議、決定した重大な軍事的対策に関する命令書に親筆で署名した。

敬愛する金正恩同志は会議で、現在の朝鮮半島地域情勢を深く概括、分析し、軍隊の戦争準備を攻勢的に一層促すことに関する綱領的結語を述べた。

人気記事：「女性１６人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

金正恩同志は、敵の軍事力使用を事前に制圧し、戦争発生の際、敵の相異なる形態の攻撃行動を一斉に掃滅するための党中央の軍事戦略的企図の実現において基本は強い軍隊が準備されることであると述べ、戦争抑止力使命遂行の威力ある打撃手段をより多く拡大保有するとともに、各部隊に機動的に実戦配備する活動を引き続き深化させなければならないと強調した。

これとともに、配備された新型武装装備を最大の戦闘的効果を発揮できるように効率的に運用するための実戦の訓練を積極的に行い、常に動員された戦闘準備態勢を維持することで、軍隊の戦争遂行能力を飛躍的に上昇させなければならないと述べた。

敬愛する金正恩同志は、人民軍を軍事技術的に強化する上で軍需工場の任務がとても重要であると述べ、軍需工業部門の全ての工場、企業では近代化される軍の作戦需要に合わせて各種武装装備の量産闘争を本格的に繰り広げるべきであると強調し、武装装備生産能力の造成と生産計画の目標を示した。

会議では、朴寿日大将を総参謀長職から解任し、李永吉次帥を新しく任命し、主要職制指揮メンバーを解任および転任し、新しく任命する組織問題が扱われた。

また、共和国創建７５周年慶祝民間武力閲兵式の準備を着実にする問題をはじめ、共和国武力に提起される一連の重要課題が討議された。

朝鮮労働党中央軍事委員会第８期第７回拡大会議は、現代戦で朝鮮人民軍が確固たる戦略・戦術的主導権を握って敵に圧勝することのできる実践的な綱領を示したことで、戦争勝利の軍事的保証を頼もしくもたらした意義深い契機となる。－－－