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北朝鮮の国土環境保護省対外事業局長が9日、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出計画をめぐり国際原子力機関(IAEA)を非難する談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

IAEAは、処理水放出計画は国際基準に合致するとの報告書を出した。

これに対して談話は、「日本は、IAEAの今回の『総合評価報告書』の発表を『合法的名分』に掲げ、今夏からおおよそ130万トンに及ぶ核汚染水を太平洋に放流しようとしている」とし、「悪性腫瘍など人類の生命安全と生態環境に致命的な悪影響を及ぼすことになっている」と指摘した。

また、「問題は、想像するのもぞっとする核汚染水放流計画を積極的に庇護、助長しているIAEAの不当な行為である」と述べた。

さらに、「今、一角で日本が核汚染水放流計画の検討に動員されたIAEAの職員らに100万ユーロの資金を提供し、IAEAの最終報告書の草案を日本政府が事前に入手して修正したという秘話が次々とあらわになっているのが理由なきことではない」と主張した。

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また、「見ものは、当然呪いと指弾を受けるべき日本の核汚染水放流計画に米国と南朝鮮が公開的に『歓迎の立場』を示して万人の大きな公憤をかき立てていることである」と米韓を非難した。

そのうえで、「覇権と不倫にひどく汚染したIAEAの不純勢力とそれを口を極めて煽り立てている米国のような国々こそ、地球の外に一刻も早く放流すべき対象である」と強調した。