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北朝鮮外務省のチョ・チョルス国際機構局長は19日、米国のトーマスグリーンフィールド国連大使を非難する談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

トーマスグリーンフィールド氏はこの間、国連で北朝鮮における人権侵害をめぐり、北朝鮮の核・弾道ミサイル計画は「人権侵害と表裏一体」だと非難している。

談話は、「米国が国連舞台で朝鮮民主主義人民共和国に反対する謀議をこらすほど、時代錯誤的で非現実的であり、めちゃくちゃになったアメリカ式外交の失敗を世界の面前にさらけ出すだけである」としながら、「トーマスグリーンフィールドは、自分が米国の国益のために『奮闘』していると思うかもしれないが、実状は米行政府のイメージを凄惨にダウンさせる恥ずべき行動だけをしているということを悟るべきである」と述べた。

つづけて「われわれに対する核放棄の強要はすなわち、宣戦布告である。いかなる勢力であれ、朝鮮民主主義人民共和国にCVIDを適用してみようとするなら、朝鮮民主主義人民共和国の核戦力政策法令によって断固と処理されるということを銘記すべきである」と強調した。

そのうえで、「もし、トーマスグリーンフィールドが今でも自重自粛せず、引き続き悪意的な言行をこととするなら、『悪の帝国』の手先として真っ先に正義の審判台に上がることになるであろう」と主張した。