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北朝鮮当局が特別待遇を行なっている平壌ですら、民心がますます悪化しているという。

いわゆる強盛大国元年を来年に迎えると宣言した金正日政権は、平壌の工事に全力を注いでいる。平壌にテコ入れする事で内外に強盛大国入りを誇示する意図である。しかし、手抜き工事や人命被害が続出しながら、平壌住民の政権への不信感はますます大きくなっている。

内部消息筋は15日、デイリーNKに「万寿台地区以外では良くない資材を使ったり、セメントの割合を合わせずに使っており、工事現場が崩れることも多い。(人身)事故が多発している」と伝えた。

続いて「人々は10万戸建設事業を突貫事業と言っている」と述べた。北朝鮮当局がスピード競争を誘導し工事の進捗は早いが、手抜き工事ばかりだからだという。

北朝鮮は平壌・万寿台地区に3000世帯規模の高層マンション、劇場、公園を造成するなど、大規模な土木工事を進めている。各機関に工事区間を割り当て、階数競争を誘導している。

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また、工事現場に動員された大学生のうち200人が事故で死亡したという奄烽