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北朝鮮で朝鮮人民軍総参謀長や国防委員会副委員長を歴任し、故金正日総書記の最側近のひとりだった(オ・グンニョル)元人民武力省(現国防省)顧問が9日、急性心不全により死去した。朝鮮中央通信が11日付で伝えた。

金正恩総書記は10日、同氏の死去に哀悼の意を示し霊前に花輪を送った。

呉克烈氏(朝鮮中央通信)
呉克烈氏(朝鮮中央通信)

朝鮮民主主義人民共和国国務委員会は10日に発表した訃報で、同氏の経歴を次のように伝えた。

「日帝植民地支配の時期、革命家の家庭に生まれて異国の地であらゆる迫害と冷遇を受けながら生きていた呉克烈氏は、解放後、金日成同志の懐に抱かれて万景台革命学院で革命の血筋をしっかり継いでいく中核に成長した。

同氏は、祖国解放戦争(朝鮮戦争)の時期、有能な空軍指揮官として米帝の空中匪賊を撃滅、掃討し、英雄的朝鮮人民軍の不屈の気概と勇猛をあまねくとどろかし、戦争の勝利を収めることに貢献した。

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金日成同志と金正日同志の大いなる政治的信任によって30代の若い年に将官の栄誉を担った呉克烈氏は、朝鮮人民軍空軍司令部の副司令官、司令官、総参謀部第1副総参謀長兼作戦局長、総参謀長の職責を歴任しながら、朝鮮労働党の主体的な軍建設思想と路線を貫徹し、人民軍の戦闘力を非常に高めることにはっきりした足跡を残した」