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北朝鮮の首都・平壌で6日、朝鮮労働党中央軍事委員会第8期第4回拡大会議が行われた。朝鮮中央通信が伝えた。

金正恩総書記が会議を指導した。朝鮮労働党中央軍事委員会の李炳哲(リ・ビョンチョル)、李永吉(リ・ヨンギル)の両副委員長と委員が出席した。朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の各軍種司令官と軍団および主要部隊の指揮官、国防省や武力機関の指揮官、国防科学研究部門の指導幹部と軍需工業部をはじめとする党中央委員会当該部署の幹部が傍聴した。

同通信が配信した会議の写真を見ると、金正恩氏の後ろに「朝鮮民主主義人民共和国ミサイル総局」と記された旗が立っている。初めて公開された旗には大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17型」と見られるミサイルが描かれており、最近になって「ミサイル総局」が新設された可能性が高い。

金正恩総書記が労働党中央軍事委員会第8期第4回拡大会議を指導した(2023年2月7日付朝鮮中央通信)
金正恩総書記が労働党中央軍事委員会第8期第4回拡大会議を指導した(2023年2月7日付朝鮮中央通信)

同通信によると、会議では2023年度主要軍事・政治課題と軍建設方向に対する展望的問題が討議された。「軍事活動を根本的に改善、強化するための機構編制的な対策を立てる問題」「現在の情勢に対処して人民軍の作戦戦闘訓練を不断に拡大、強化し、戦争の準備態勢をより厳格に完備する問題」「発展する現実の要求に即して軍隊内務規定の一部の条項を新しく改定する問題」「軍事・政治活動において一大転換をもたらすための一連の実務的課題」などが討議され、決定が採択された。

金正恩氏は、「共和国の全ての武装力が党と革命、祖国と人民に対して担った聖なる使命と重任を深く銘じて社会主義偉業の達成を目指す荘厳な道程でわが人民が勝ち取った歴史的勝利をより強固にし、チュチェの社会主義建設史に新しい発展のページを開くためのわが党の膨大な闘争課題を無敵の軍事力でしっかりと支え、力強く開拓する上で百勝の偉勲を立てていく」との期待を表明した。