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北朝鮮が2012年の強盛大国建設を前にして、制限的軍事挑発の他にも韓国社会を撹乱させるための「高強度挑発」を起こす可能性が高いという主張が提起された。

治安政策研究所の柳東烈(リュ・ドンリョル)先任研究官は 29日、自由民主研究学会が主催したゼミ「自由民主主主義とは何か」において、「国家重要機関のみではなく、電力網、通信網、エネルギー網、医療ネットワーク等の国家基盤産業と大衆利用施設に対する都心テロが恣行される可能性がある」と述べた。

柳研究官は、北朝鮮が高強度挑発を行う可能性が高いのは「来年の総選挙と大統領選の場で、彼らが好む親北左派政権を創出するために『戦争か、平和か』を韓国国民に強制しようとするもの」と説明した。

これに続き「戦争の可能性が虚言ではないことを示す目的でも、制限的な武力挑発などで持続的に戦争恐怖を助成しようとするもの」だと付け加えた。

北朝鮮の「高強度挑発」の類型としては、▲軍事分界線最前方哨所を奇襲占領した後、復帰▲西海5島に対する海岸砲▲ミサイル攻撃▲陸上・海上・海底での奇襲テロ▲都心へのテロ(生物化学、国家基盤施設テロなど)▲対南浸透及びスパイ活動強化などを提示した。

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引き続き、韓国全地域に対するミサイル放射砲の発射や化学生物兵器・放射舶コ器による全面攻撃のような「超高強度全面挑発」の可能性も依然と存在すると説明を加えた。

北朝鮮の高強度挑発に対する防止策として▲北朝鮮及び従北的な左派勢力の戦略戦術の正確な分析及び理解▲安保捜査部署の人員及び組職補強▲正当な安保捜査を制約する政治・社会・制度的環境の改善▲韓国内部で従北的な勢力を掃討▲北朝鮮の精巧な宣伝扇動に攻勢対応する思想戦展開などを提案した。

柳研究官はまた、北朝鮮の「旺載山スパイ集団」のようなスパイ工作が構成的に展開される可能性が濃厚だとし、「対南革命の足場となる親北政権創出のため、国内に第2、第3のスパイ集団を多方面で督励するだろう」と指摘した。