同通信の報道全文は次のとおり。

党副部長が朝鮮革命の政治・思想基盤を打ち固める宣伝・鼓舞攻勢を強力に繰り広げると決意

【平壌８月１１日発朝鮮中央通信】全国非常防疫総括会議で、朝鮮労働党中央委員会の金與正副部長が討論した。

金與正副部長は、あれほど厳しかった防疫大戦の日々に金正恩総書記は大事な人民の生命を守ろうと連日、党中央委員会政治局会議を招集し、一から十、いや、百、千、万に至る対策と方途を直接打ち出したし、昼夜を分かたぬ防疫戦場を訪れて明哲な方略を教えてくれたと述べ、戦争を彷彿（ほうふつ）させる厳しかった９１日間の日々に総書記が国の防疫事業を指導した指導文書だけでもおおよそ１７７２件に２万２９５６ページに及ぶと強調した。

金正恩総書記の精力的で細心な指導の下、党宣伝部門では全人民が必勝の信念と意志を固くし、防疫危機を果敢に打開していくように全ての宣伝・鼓舞力量を総動員したし、徹頭徹尾、党中央に忠実な出力の強い拡声器、雑音のない増幅器としての役割を果たしていくための新しい経験とモデルをもたらしたと述べた。

人気記事：「女性１６人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

偉大な領袖の卓越した指導があって、わが国家、わが人民は最も困難な中で未曽有の保健危機を最も早く平定する世紀的な奇跡をもたらすことができたと強調した。

こんにちの誇るに足る成果は、党中央の賢明な指導がある限り、われわれにはいかなる災難も恐ろしくなく、必ず打ち勝つことができるということを再び実証しており、党と人民が一致団結したわが国家の底力をよりはっきり示していると述べた。

金與正副部長は、われわれが今回経た国難は明白に、世界的な保健危機に付け込んでわが国家を圧殺しようとする敵の反共和国対決ヒステリーが招いたものだと述べ、次のように続けた。

人気記事：「女性１６人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

世界的にも多くの国が悪性ウイルスに汚染した物体との接触による伝染病拡散の危険性について再び認識し、より効果的な防疫措置を講じている時期に、南朝鮮の連中がビラと貨幣、汚らわしい小冊子、物品をわれわれの地域に送り込む行為を働いたのは非常に懸念すべきことである。

悪性ウイルスが物体を通じても拡散するということ、そのため、物体の表面消毒を強めなければならないというのが国際社会の公認された見解なのである。

このような科学的解明は、誰かが否定するからといって変わるのではない。

人気記事：「女性１６人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

われわれが先日、伝染病発生経緯を説明したように、前線に近い地域が初期発生地であるという事実はわれわれをして、深く懸念し、南朝鮮の連中を疑わざるを得なくしたし、経緯や状況上、全てがあまりにも明白に１カ所を指すことになったので、われわれが目新しい物品を悪性ウイルス流入の媒介物に見なすのは当然である。

たった一人の悪性ウイルス感染者やたった一つの汚染した物体もあっという間に数多くの人々を感染させ、重大な防疫危機を招きかねないということは否認できない現実である。

このような科学的見解から見れば、南朝鮮地域からゴミが引き続き入ってくる現実をいつまでも袖手傍観してはならないという結論に到達する。

これは、明白に反人倫的な犯罪である。

問題は、かいらいが今も引き続きビラと汚らわしい物品を送り込んでいるということにある。

われわれは必ず、強力な対応をしなければならない。

すでに、いろいろな対応案が検討されているが、対応もとても強力な報復性対応を加えなければならない。

もし、敵がわが共和国にウイルスが流入しかねない危険な行為を引き続き行う場合、われわれはウイルスはもちろん、南朝鮮当局の連中も撲滅することで応えるであろう。

南朝鮮のかいらいこそ、われわれの不変の主敵であり、革命闘争の勝敗を左右する根本要因は階級意識である。

われわれの党宣伝部門の活動家は、全人民の熱した激怒の念、活火山のように爆発する憤怒の念をいっそう激昂させられるように階級的教育をより強力に、より進攻的に行って、この地を揺れない階級のとりで、わが人民が安心して無病息災で暮らす貴重な住まいにしっかり守っていく。

金與正副部長は、防疫大戦で収めた高貴な成果が党と革命隊伍の政治的・思想的威力をいっそう打ち固め、われわれの革命偉業をより活力に満ちて前進させる新しい転換的契機になるようにすると決意した。－－－