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[ソウル 16日 ロイター] – 北朝鮮は北東部・豊渓里にある核実験場の復旧作業を拡大し、2つ目の坑道でも新たな建設活動を行っているとみられる。米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)が16日、商業衛星画像に基づく分析結果を報告した。

米韓当局者は北朝鮮が近く核実験を行う可能性があると警戒している。

CSISは、第3坑道での作業は明らかに完了し核実験の準備が整っていると分析。さらに第4坑道でも初めて新たな建設活動が確認されたとし、「将来の実験に向けた再開への動きを強く示唆している」と指摘した。

第3坑道の外では擁壁のほか、小さな木々などを利用した作業が確認され、高官の訪問が見込まれるという。

この2つの坑道はこれまで核実験に使用されたことはなく、北朝鮮が核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射のモラトリアム(一時停止)を自主的に宣言した2018年に入り口が破壊されていた。

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韓国国防省報道官は、今回の報告について、米情報当局と共同で北朝鮮の核活動を注視しているとし、それ以上のコメントを控えた。