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盧武絃政府は、去る20日、国際連合(UN)総会の対北人権決議案阜?ノ棄権しながら、1万人の国内脱北者、数万人の国外脱北者、2300万人の北朝鮮住民の皆を失望させた。彼の述べた南北和解は、金正日と和解であって、北朝鮮住民との和解ではないことが今回の一件でよくわかる。

UN駐在北朝鮮次席大使が、“民族は民族だから”と言ったという。この言葉はすなわち、“盧武絃は、私たち(北朝鮮政府)の見方だ”と言う言葉と違いないということが筆者の考えだ。

盧大統領が金正日の後援者というのは、もう証明された事実だ。金正日に5億ドルの現金をプレゼントした金大中前大統領の後を引き継いだ盧武絃政府は、核実験をしても金正日に対する支援を止めなかった。それにも足りず、北朝鮮の人権を改善しようという国際社会の決議案に棄権して金正日の肩の荷を一層軽くした形になった。

盧大統領は、10月の首脳会談でも、’言うことは言って来る’と言っておきながらも、北朝鮮に改革開放を強要しない出たらめな発言をした。金正日が不平をもらすから’易地思之(相手の立場に立って物事を考えること)’と言うもっともらしい言葉で金正日を援護したのだった。

どんなに自由民主主義体制を突き通しても、北朝鮮を変化させて統一国家の礎石をおかなければならない大韓民国の大統領が、朝総連幹部たちがしそうな話をするのかまったく理解ができない。

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このように北朝鮮人権にそっぽを向いて、金正日におべっかを使う人がまさに、過去の韓国のの人権と民主化を叫んだと言う。聞くところでは、青瓦台の中には民主化闘士たちにあふれると言う。

それなのに、青瓦台には全斗換、盧泰愚より数千倍悪く、ヒトラーよりもっとあくどい金正日に頭を下げて握手しようとする人々だけというものなのか。一体、どうしてこのようなのか。誤った対北朝鮮観に洗脳されてそうなのか、それとも元々この人たちは機会主義活動家だったのであろうか。

こんな態度を推し量ると、青瓦台の人々が北朝鮮政権下で生まれたら多分、民主化の’民’の字もも叫ぶことができなかったはずだ。

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青瓦台の民主化闘士たちは、過去80年代、友達と政権の悪口を言い、集団的に集まってデモをして、通りを占拠して火炎瓶を投げることができた。そして、警察署や監獄に行って来れば良かった。しかし北朝鮮では、’金正日の故郷は白頭山ではない’と言う言葉だけで、暴力と殺人が合法化された収容所で一生を過ごさなければならない。

盧武絃は、その誇らしい民主化の経歴、人権弁護士経歴を先に立たせる以外に、こんな苦痛に生きて行く北朝鮮住民たちの手をどうして握ってくれないのだろうか。

北朝鮮の人権問題は、金正日政権の利害関係が、北朝鮮住民の利害関係と対立されながら発生した問題だ。北朝鮮住民の唯一の生存方途である北朝鮮の改革開放は、すなわち金正日独裁体制の終熄を意味する。

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利害関係が対立される集団は、決して一つにはなれなく、甚だしくは、お互いを’怨讐’とまで呼ぶ。利害関係が対立される北朝鮮住民と金正日をもろともに、’北朝鮮’と呼ぶこと自体が不合理説だ。

簡単に言うと、北朝鮮の人権は北朝鮮住民の物だが、’我が民族同志’は金正日の物だ。ふたつは厳然に違って絶対に一緒になることは不可能だ。

こんなはっきりした北朝鮮の現実にそっぽを向き、‘金正日=北朝鮮’という減らず口論理で対北政策を強行してきた盧武絃政府は、結局、政権を去る日まで北朝鮮住民たちの胸に釘を刺してしまった.

金正日政権には、人権問題に対する世界的な圧迫が必要だ。なぜなら、これは北朝鮮住民の生存の問題だからだ。どうして盧大統領が金正日体制崩壊を心配するか。彼の沒落は、すなわち、北朝鮮住民の解放だ。しかし、人権でも北朝鮮を圧迫するなと言う主張でもと言っているから嘆かわしくてしょうがない。