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国家人権委員会は、北朝鮮に抑留中の『統営の娘』申淑子(シン・スクジャ)母娘の送還における政府の多角的な努力を促す勧告案を議決した。

24日に全委員会を開催し、パク・ヒテ国会議長とキム・ファンシク国務総理、柳佑益(リュ・ウイク)統一部長官、キム・ソンファン外交通商部長官に向け、申淑子母娘の生存確認と送還のために役割を分担し努力するように勧告した。

人権委は「垂ウん母娘は、北朝鮮で身体、転居、旅行の自由を剥奪され、家族が一緒に住む事が出来る権利を侵害された」と規定した。

勧告案では、国会議長は国会で申淑子母娘送還に関する決議案を早急に採択し、海外各国の議会との協力方案を作り、総理大臣は政府レベルの拉致被害者の送還機高?成し、申淑子母娘送還のための総合的な方策を用意することを求めた。

統一部長官には、大韓赤十字社や国際赤庶嚠マ員会などを通じた生存確認と家族の再会と往来、本国送還に向けた努力を注文した。

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特に、外交通商部長官には、今年の国連・北朝鮮人権決議案に申淑子母娘送還が盛り込まれるための努力と、来年3月にスイスのジュネーブで開かれる国連人権委員会理事会で申淑子母娘送還問題が、「強制的・非自発的な失踪」と関連した案件として扱われるようにしなければならないと勧告した。

人権委は、今回の全委員会に再上程された「北朝鮮人権改善のための国家政策勧告」も議決した。人権委は、政府と国会は北朝鮮住民、脱北者、国内の定着脱北者、離散家族等の人権改善のために努力を勧告した。

人権委は、教育科学技術部に北朝鮮住民の人権改善に向けた教育及び広報の拡大を推奨し、外交部と統一部には国内外の脱北者の実態把握と保護を行う為のシステム構築を勧告した。