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北朝鮮が今年度の徴兵事業で、「金正恩の護衛部隊」と推定される構成員を別途選抜したと、25日伝えられた。

両江道の消息筋は「4月から護衛司令部の徴兵が行われているが、以前とは違い、金正恩の護衛兵を選んだと奄ウれている。中央党5課、副部長、護衛司令部軍官、派閥の幹部まで軍事動員部に訪れ関心を見せたが、最終的に11人が合格した」と伝えた。

「軍官が合格者に向け『新たに組織されている護衛局であり、部隊の名称は、まだ言えない』と伝えたという」と付け加えた。合格者は23日にある場所に出発する予定ったが、延期されたと伝えられた。

軍消息筋も、「以前の護衛局の選抜基準は身長が168cmだったが、今回は身長が170cm以上になったという。道党行政課長の息子も1次で選抜されたが、背が低かったために最終的に不合格となった」とし、選考過程が厳しくなったと伝えた。

「引率者として来た軍官は、軍事動員部の幹部に『護衛局ではない部隊で、新たに創立された部隊の第1期生であり、管理を心がけて欲しい」と述べた。11人の選抜兵には『部隊に到着する前、到着した後にも、何かを聞いたり、知ろうとしてはならない』と強調した」と付け加えた。

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咸鏡北道会寧からも1人が抜擢されたと伝えられた。

会寧の消息筋は「こちらでは1次で23人が選抜されたが、軍事動員部の段階で1人以外は全て落選した。彼らによると、護衛局は護衛局だが、以前とは異なり、最終合格者も軍服を与えられておらず、軍の指導の下で旅館で団体生活を行っている」と述べた。

北朝鮮では、通常4月から中学校卒業生を対象に身体検査を行っている。しかし、金正日と一族の警護、政府庁舎の警護を担当する護衛司令部への入隊希望者は、前年の11月から、健康状態、出身成分、容姿、品性などを綿密に検証する。1次選抜された者は、8月の入隊前まで道党から直接の管理、指導を受けうる。

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選抜者らは毎月体力・身体測定を受けるのだが、この過程で不合格判定を受けたり、生活に問題が生じれば脱落する。 中央党5課と呼ばれている、朝鮮労働党中央委員会組織指導部幹部5課が最終的な合否を決定する。

「私は金正日の警護員だった」の著者イ・ヨングク氏は、金正日親衛隊員に選ばれる過程を「針の穴を通過するよりも難しい」と表現した。今回も両江道の中学校の卒業嵐闔メの中から80人を選抜し、追加検証を行い最終的に11人が選抜されたと伝えられた。

新護衛部隊という情報から判断すると、後継者金正恩の警護担当すると思われる。金正日の場合も、後継者時代の1977年に護衛部隊が発足し、その後、金日成の警護部隊と共に護衛司令部に再編された。