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北朝鮮の朝鮮日本軍性奴隷・強制連行被害者問題対策委員会のスポークスマンは29日、
国連で従軍慰安婦問題に関する報告書が提出されて25年に際して、日本を非難する談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

1996年、国連人権委員会で「戦時軍性奴隷制問題に関する朝鮮民主主義人民共和国、大韓民国及び日本への訪問調査報告書」、いわゆるクマラスワミ報告書が提出、採択された。

談話は、「被害者と被害国はもちろん、広範な国際社会の全幅的な支持と共感を呼び起こし、世界で女性に対する暴力に反対して人権擁護運動を積極的に促す画期的な文書に認められた」と報告書を評価した。

一方、「報告書が発表された時から25年が過ぎたこんにちまで、日本政府は日本軍性奴隷問題の解決のためにしたことが何もない」と日本を非難した。

また、「高官の口から、女性を『子を産む機械』として蔑視し、冷遇する妄言が引き続き吐かれており、世界的な保健危機の中でも子どもに対するマスク配布を巡って民族と国籍によって差別する稚拙な行為が恥も知らずに繰り広げられている」と述べた。

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そのうえで、「日本政府は、過去の全ての反人倫犯罪に対する反省と賠償をあくまで取り付けようとする被害者と国際社会の意志をはっきり認識し、もっと遅くなる前に国際機関の勧告と被害者の要求に応えて、過去の犯罪史をきれいに清算することに臨むべきであろう」と主張した。