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ファン・ジャンヨプ北朝鮮民主化同盟委員長が最近、韓国国内の親北朝鮮勢力が権勢をとっているのは北朝鮮の思想戦に十分な備えをしなかったからだと語った。ファン委員長は北朝鮮の思想戦に対して、政治思想意識を高める事業を進行しなければならないと主張した。

ファン委員長は23日、自由北朝鮮放送の‘ファン・ジャンヨプ講座’を通じて、“北朝鮮では‘戦争’の概念で思想戦をするのに比べて、韓国はそのように見なさないから、一方的にやられている”と主張した。

ファン委員長は“北朝鮮は常に政治的な浸透を試みて、思想戦と外交戦を繰り広げているのに、ここの人々はそれを戦争と思わない”と語った。

ファン委員長は “ここの人々はアメリカや日本の政策の変化に敏感に反応し、運に期待している。しかし、根本的問題を解決するためには理念教育を強化して、国民の水準と警戒心を高めるのがもっと重要である”と語った。

更に、“石油のような地下資源が沢山出て、豊かな生活を享受すると言っても、それだけで発展した社会になるのではない”と言い、“思想の水準が高まり、科学技術の水準が高まって初めて発展した社会になる”と強調した。

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ファン委員長は大統領選挙の政局に関しても、“しきりに票を計算する人々に、どのようなリーダーが出ることができるのか”と言い、“国民が (思想理念的) 水準を高めてリーダーを (直接)作り出さなければならない”と指摘した。

彼は “今年北朝鮮は滅びないが、結局は滅びる方向に近づいている”と語り、“脱北者たちが大きな役割を果たすためにも、政治思想的水準を高めていかなければならない”と強調した。