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13日に、韓国と北朝鮮は金剛山(クムガンサン)財産に関連した協議を行う。当初、北朝鮮は、韓国当局者を排除した民間レベルの対話に固執していた。しかし、韓国側が8日に「13日に金剛山で合意に向けて話し合おう」と提案するやいなや、これを受け入れた。

北朝鮮の名勝地総合開発指導局は11日午後、金剛山にある現代牙山(アサン)の事業所を通じて、口頭で提案を受け入れる通知を送ってきたと統一部は明らかにした。

これに対して統一部は、▲ソ・トゥヒョン社会文化交流課長を団長とする韓国当局者の5人▲現代牙山関係者と金剛山地区企業協議会会長など業者代表の5人▲行政支援人材の4人など計14人の訪問団の名簿を北側に通知。

これに先立ち、韓国側の官民訪問団は先月29日、北側の要求により金剛山地区内の財産権問題を協議するために北朝鮮を訪問していたが、北側が民間企業だけとの協議に固執して議論も行えずに帰国した。

今回、北朝鮮が当局者を含む代表団と協議を受け入れたことから、ある程度議論が進展すると見られる。

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韓国政府は今回の議論を通じて、北側の立場を正確に確認し財産権保護に向けての対策を講じる予定。

しかし、北側が従来通りに財産権整理を再度主張し、韓国側は北側の契約遵守を要求すると見られており、明確な成果なく決裂する可能性が高い。

韓国政府は、観光客襲撃事件に対する真相究明、再発防止、観光客身辺安全保障対策などの『三大条件』が履行されれば、金剛山観光の再開は可能との立場を守っている。北朝鮮側は、これに対する対応措置として財産没収を取っていることから、今回の協議では双方のせめぎ合いが繰り広げられるだろう。

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一部では、今回の協議である種の突破口が開かれる可能性も提起されている。統一部当局者は、「北朝鮮側も一方的に財産を没収すれば金剛山観光事業再開は難しいことを知っている。今回の協議が新しい突破口を開く契機になるかもしれない」と話した。

他の当局者は、「今回で、具体的な議論がなされて成果を出す可能性は低いが、金剛山観光自体が終わることではない。現在のような南北関係が梗塞している局面で韓国、北朝鮮当局者が会って話をすること自体に意味がある」と話した。