米国は、独裁国家の反体制勢力の活動を支援する事を目的に、世界的なレベルでインターネットや携帯電話のインフラ構築を努力していると、ニューヨークタイムズ(NYT)が12日(現地時間)、報道した。
このような努力は、エジプトでムバラク前政権末期にインターネットが閉鎖された時期を境に強化され始めたと同紙は、秘密外交専門家と消息筋の話を引用して伝えた。
反対勢力に資金を提供
一例として、米国務省と国防総省は、アフガニスタンの軍事基地の送信塔を利用して、独立した携帯電話インフラの構築に5000万ドル以上を投入したと同紙は説明。これは、アフガンで携帯電話を無力化させようとするタリバンの反政運動に対抗する為だという。