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【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が今月下旬の党中央軍事委員会拡大会議で、核・ミサイルの開発と運用を担う李炳哲党副委員長(党軍需工業部長)と朴正天・朝鮮人民軍総参謀長の地位をさらに引き上げた。側近2人の破格の重用は、米朝交渉が中断している間に核戦力の増強・配備を進めるための布陣と目されている。

会議では「核戦争抑止力を一層強化し、戦略武力を高度の臨戦状態で運営するための新方針」(国営メディア)が示され、正恩氏は23日付で軍の指揮体系や機構改編に関する命令書に署名した。