10日から京畿道の外国語高校と国際高校などの特殊目的高校で、2008年度新入生募集の願書の受け付けが始まった。

京畿道の教育庁によると、2月に道内の中学校の卒業生約15万6千人の12%を越える1万9千人以上が、特殊目的高校に願書を出したことが分かった。特別高校熱風が吹いている。

こうした特殊高校熱風は韓国だけではない。北朝鮮にもやはり、‘特殊目的高校’ があり、子供を入学させるための親の努力も並大抵のものではない。

無償教育をとなえる北朝鮮だが、実際は中学校（韓国の高等学校に該当)の教育全体が特別目的高校に入学する、少数の生徒のためのエリート教育と言っても過言ではない。

北朝鮮の教育制度は韓国と異なり、幼稚園が1年、小学校が4年、中学校が6年の11年制の義務教育制度だ。

北朝鮮の特殊目的中学校は平壌を含めた各度所在地に、第1中学校や外国語学院、芸術学院などが存在する。代表的な特殊目的中学校が、韓国の科学高校にあたる第1中学校だ。

第1中学校の卒業生だけが、大学への進学が可