人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

潘基文・国連事務総長は「北朝鮮への食糧支援と関連し、韓国政府が積極的かつ肯定的な検討をする時ではないかと考える」と7日(現地時間)に明らかにした。

潘事務総長はこの日米国議会を訪れ、ジョンケリー上院外交委員長と面談した後に北朝鮮の食糧事情について「深い懸念を持っている」と述べたと、ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

「昨年、朝鮮半島は天安艦・延坪島砲撃などで南北関係が極度に緊張したのは事実。李明博大統領がこれにもかかわらず、乳幼児の支援を決めたのは、非常に頼もしい」と評価した。

「最終的な決定は韓国政府がすることになるが、北朝鮮の核問題や挑発事件で雰囲気が有利で無いのも承知している」と付け加えた。

国連食糧農業機関と世界食糧機関等は先月の北朝鮮への食糧の実態報告書を発表し、600万人以上の北朝鮮住民たちが深刻な食糧危機に瀕しており、43万t以上の国際的な支援が必要だと勧告した。潘事務総長の今回の発言は、国連傘下機関の北朝鮮の食糧事情の実態調査の実施の意思を含んでいると思われる。