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ヒョン・インテク統一部長官は7日、「北朝鮮の核が存在する限り、朝鮮半島の平和統一は挫折するしかない」と述べた。

同長官は同日午前、ソウル江南区グランドインターコンチネンタルホテルで韓半島先進化財団の主催で開かれた『朝鮮半島の統一戦略と北東アジアの共同繁栄のビジョン』国際会議の祝辞で「北朝鮮の核問題は、南北関係や域内の安定を損なうような重要な要素となっている」と述べた。

「南北が非核化された朝鮮半島の平和、民族、協力の共同体となることを願う。しかし、北朝鮮が問題だ。北朝鮮はポスト冷戦の20年以上も非核化を拒否し、軍事的冒険主義を強行してきている。慢性的な経済難の中で、住民の人権は悪化し続けている」と付け加えた。

また「昨年の北朝鮮の天安艦・延坪島砲撃挑発事件は、朝鮮半島が抱えている不安定さを露呈した。この二つの事件が南北は当然、北東アジア全体の安保状況を大きく悪化させた」と評価した。

「北朝鮮はこれ以上の閉鎖と孤立の道を歩む事は出来ないと思う。結局、北も変更を選択するしかないと思っている。統一は北東アジアが共同体に発展する決定的な契機になるだろう。北朝鮮が核開発ではなく改革開放と地域協力に進む事が出来る様に、韓国政府と国際社会が助けなければならない」と強調した。

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一方、韓半島先進化財団のバク・セイル理事長は基調演説で、朝鮮半島の統一と関連し▲北朝鮮で非核化と改革開放を選択する政権の登場▲一定期間を北に『行政・ 経済特別区域』を設置し、韓国とは別に管理運営▲北朝鮮の改革開放と南北統合の各段階を成功に導く具体的な青写真が用意されなければならないと述べた。

パク理事長は、朝鮮半島の統一は3段階のプロセスを経なければならないと主張した。統一の第1段階は「北朝鮮経済の体制転換」を推進する段階。2段階は南・北の「経済統合と社会文化的統合」。3段階では南北の「政治統合・法律制度の統合」のステップと言った。

「統一は朝鮮半島だけの問題ではない。北東アジアひいてはアジアの繁栄と平和の新秩序を構築するために必ず冷戦と不信を克服し、未来志向的なアジア的な価値に基づいて、アジアの平和の哲学ないしアジア平和論が出なければならない」と主張した。