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2017年11月に、板門店の協同警備区域(JSA)を突破して亡命する過程で銃撃を受け、大手術を受けて回復した朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の元兵士、オ・チョンソン氏が、飲酒運転で摘発されたと韓国メディアが報じた。

東亜日報によると、オ氏は先月15日、ソウル市内で行われていた警察の飲酒運転取り締まりで摘発された。血中アルコール濃度は免許取消処分を受けるほどだった。

また聯合ニュースは、ソウル衿川警察署が、オ氏を飲酒運転の容疑で立件し、検察に送致したと報じている。

韓国の道路交通法では、血中アルコール濃度が0.03%以上(日本の酒気帯び運転の基準と同じ)は飲酒運転とみなされ、0.08%以上だった場合は、運転免許が取り消され、その後1年間は欠格期間となり免許の再取得ができない。

オ氏は板門店を通じて亡命する際にも、焼酎10数本を飲んで泥酔状態だったと伝えられている。また、韓国の情報機関・国家情報院は国会情報委員会で、オ氏が飲酒運転で事故を起こし、処罰を恐れて突発的に亡命を決行したもようだと報告している。

(参考記事:銃撃浴び重傷の北朝鮮兵士「酒に酔って亡命」…韓国情報機関が報告

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亡命の過程で銃撃され、瀕死の重傷を負ったオ氏は、亜洲大学病院での2度の大手術を受けて無事回復し、脱北者の出演するテレビのバラエティ番組などに出演するなどの活動を行っている。

(参考記事:必死の医療陣、巨大な寄生虫…亡命兵士「手術動画」が北朝鮮国民に与える衝撃