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北朝鮮外務省は6日、スウェーデンのストックホルムで行われた米朝実務協議に関する談話を発表し、「朝米関係を悪用しようとするのではないか」と米国を非難した。朝鮮中央通信が報じた。

米朝は4日に予備接触、5日に協議を行った。協議後、北朝鮮は「協議は決裂した」と主張したが、米国は「良い議論ができた」と反論するなど、双方の評価はわかれている。

談話は、「米国側が正しい思考と行動をするとの期待と楽観を持って協商に臨んだ」としたうえで、「今回の協商のために何の準備もしなかったし、自分らの国内政治日程に朝米対話を盗用してみようとする政治目的を追求しようとした」と米国を非難した。

また、米国政府がスウェーデン政府が提案した「2週間以内の協議再開」を受け入れたと発表したことに対して、「板門店首脳対面から99日が過ぎた今日まで何も考案できなかった彼らが二週間という時間内にわれわれの期待と全世界的関心に応じる代案を持ってくるはずがない」と主張した。

そのうえで、「今後朝米対話の運命は米国の態度にかかっており、その時限は今年の末までである」と強調した。

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