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中国が昨年に西海のNLL(北方限界線)近隣で起こった北朝鮮の挑発行為に適切な対応を取らなかった為、朝鮮半島の軍事的緊張が高まったという分析が提起された。

国際危機グループ(ICG)は、今月発刊した「中国と西海での、韓国、北朝鮮の紛争(Chain and inter-korean clashes in the yellow sea)」という報告書で、「北朝鮮に対する中国の態度によって、韓国、日本、アメリカの軍事同盟がさらに強化され、各国のミサイル防御体制がさらに拡大した」と指摘した。

特に「昨年、西海で起きた天安艦、延坪島事件に対して何の措置も取らなかった中国の行動に対して、韓国、米国、日本などで非難が高まった。責任を回避しアジアの安全性の維持に寄与しなかった中国の態度は、西海周辺国との関係を悪化させている」と評価した。

「中国は天安艦事態、延坪島事件に介入しないようにしたが、米国が韓国との安保協力を強化した為、自ずと北朝鮮の方に立つ様になった。専門家らはこれに対して、中朝VS米韓の告}が維持される限り戦争は抑制されると見ている」と説明した。

報告書は、中国の立場に対して「延坪島事件は韓国が北朝鮮を刺激した為に起こったのであり、西海で行われる米国と韓国または、日本との軍事訓練は『緊張状態を作る』と判断している」と分析した。

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また、中国は北朝鮮の挑発に対して「歴史的に見るならば、朝鮮戦争後に明確な海洋境界線を設定しなかった問題もあり、それによってこのような紛争が発生したという立場を明らかにした」と伝えた。

これと関連して「韓国は、中国が天安艦事件で命を失った韓国人兵士に対する哀悼を遅れて表明しただけでなく、李明博大統領の訪中直後に中国を訪問した金正日を盛大に歓迎した点にとても失望している」と説明した。