人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

昨年12月、韓国のネチズンが北朝鮮の「祖国平和統一委員会(祖平統)」が運営する対南インターネットメディアの掲示板に金正日父子を非難する書き込みが行われ、韓国のネチズンと北朝鮮「祖平統」とのサイバー戦争が外部に知れ渡った。

特に、金正恩の誕生日を控えた今月6日と8日の間には、北朝鮮メディアを攻撃したサイト「dcinside」のユーザーが祖平統が運営する「我が民族同士」に金正恩を非難する動画をアップする「インターネット上陸作戦」に成功した。

ネチズン対「祖平統」間のサイバー戦は、11月23日に始まった。この日は延坪島砲撃で、韓国側の軍人と民間人が死傷した日だ。

韓国のネチズンらは歯ぎしりした。 dcinsideではこの日を堺に、「延坪島北朝鮮挑発ギャラリー」という新規コーナーを新設、ネチズンに金正日父子と北朝鮮体制を誹謗をするアップすることを促した。

昨年の11月23日、このギャラリーを利用する「○○」というネチズンは北朝鮮の延坪島砲撃に対して、黙っている訳には行かないとし「俺たちが我が民族同士のサイトを攻撃するのはどうか? (ネチズンが)大同団結すれば、攻撃できると思うが」とネチズンの結集を呼びかけた。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

今月4日には、対北朝鮮放送「自由北朝鮮放送」が内部消息筋の話を引用し、「我が民族同士の読者の広場に金正日父子関連を非難する詩が掲載された。一般的には金正日父子の称賛文だと検閲にかからないのでアップされたが、文章の最初の文字を縦読みすると『金正日は異常なX』『金正恩X息子』と読み取れる」と報道。 韓国ネチズンの攻撃が継続されていることを間接的に示唆した。

このような報道が伝えられるやdcinsideのユーザーは「一般的な文章を縦で読んでも意味があるように書いた文だ」、「dcがやり遂げた」とうい書き込みを「延坪島北朝鮮挑発ギャラリー」に残した。

この様にdcinsideのユーザーが我が民族同士に金正日父子の非難文が掲載した事が広まり、dcinsideは6日午後に北朝鮮のDDOS攻撃を受け、30分間サイトがダウンした。今度は北朝鮮のハッカーの反撃が始まったのだ。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

これにdcinsideのコメディープログラムギャラリーのユーザーらが、dcを支援すると集団的に我が民族同士を攻撃し始めた。

その後の7日、動画投稿サイトユーチューブの我が民族同士のアカウントがハッキングされ、金正日父子を風刺する動画がアップロードされた。

金正恩の誕生日の8日には、我が民族同士のサイトに金正日父子が中国の皇帝に頭を下げる漫評と、サイトの至る所に金正日父子を非難する文が掲載された。北朝鮮のオンラインメディアの本拠地が陥落した。このために我が民族同士は9日に一時閉鎖され、迂回接続まで不可能になった。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

また、我が民族同士のツイッターのアカウントもハッキングされ、「300万人民が餓死し、凍え死んだが、超豪華な別荘で女たちと乱雑な酒の宴席を行っている金正日を処断しよう」という4件の書き込みが行われた。

10日現在、我が民族同士のサイト、ユーチューブのアカウントは復旧し、金正日父子を非難する掲示物は全て削除された状態だ。だが、我が民族同士のツイッターにアップされている非難文は、いまだに削除されていない。アカウントの所有権(パスワードの解析)がまだ回復が出来ていない様だ。