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韓国政府高位当局者は20日、韓国軍の海上射撃訓練に北朝鮮が対応射撃しないのと関連し「北朝鮮は初めから強い対応をすれば怯む。最初からこの様にするべきであった。北朝鮮は現実的であり、同じ方式は2度は使わない」と話した。

「(今回の射撃訓練が)何事も無く終わると思っていた。(訓練が終わった)今、北朝鮮が対応すれば挑発である。北朝鮮は私たちよりも統制された社会であり、南側を相手にする価値も無かったので対応射撃しなかったといえば済む問題」と付け加えた。

追加挑発の可能性に対し「北朝鮮は私たちといつも違い心配だ。もう少し見守らなければならない。北朝鮮は全ての部分で弱く差がありすぎる為、今後の出方を見守るしか無い」と話した。

「(今後の朝鮮半島情勢)不安定な可能性は高いが、対話と圧迫を併行するツートラックで接近する予定だ。しかし、北朝鮮と対話するにあたって北の誠意が感じられなければならない。北朝鮮は信頼を構築しなければならない」と注文した。

北朝鮮の開城工業団地を遮断する可能性に対し「大丈夫だと考えているが断言は出来ない。(開城工業団地を遮断すれば)人質を取るという事なので、それは戦犯になる」と指摘した。

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今後の北朝鮮との対話再開の可能性に対し「金正日は得失勘定をするだろう。対話が損であると考えればしないだろうし、得であるかを徹底的に確かめるだろう」と説明した。

他の高位当局者は、北朝鮮がIAEA視察団を受け入れる意思を明らかにしたことに対して「本当に査察を受けようとするなら、核兵器非拡散条約(NPT)に再加入するべきで、NPTに復帰する為には全ての核プログラムの凍結と撤回が行われなければならない」と明らかにした。

この高位当局者はIAEA視察団の受け入れと核燃料棒の搬出の提案と関連し「2つとも古いカードで、IAEA視察団の受け入れは自らの核開発の正当性を認定されようとする目論見」と酷評をした。

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「国際的にも核プログラムの進行を視察団の監視下で行える国は多くない。北朝鮮がこれを受け入れるという事は監視下でも濃縮が行える国であるアピールする為だ」と強調した。

「核燃料棒問題は2008年にすでに韓国と北朝鮮の間で話し合われている。遠心分離機を利用した高濃縮ウランプログラムを公開した状況で使い道の無いカードだ。カネに困っている様だ」と指摘した。