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北朝鮮がIAEA視察団の復帰を許可したと訪朝中の米国のニューメキシコ州知事のビル・リチャードャ唐ニ合意したとCNNが20日、報道した。

リチャードャ棟B知事に同行取材しているCNNのプリッチャーアンカーは「北朝鮮が追放した国連の国際原子力機巧AEAの核視察団を寧辺の核施設に復帰するのを許した」と明らかにした。北朝鮮は昨年4月、6者会談の中断と寧辺の核施設の再稼働を発表しIAEA視察団を追放している。

IAEA視察団の復帰は今月6日、日米韓外交長官会談で対話再開に向けた日米韓が提起した5つの履行事項に含まれている措置で、CNNは「今回の措置は朝鮮半島の緊張緩和に向けたパッケージの一環」と述べた。

また、北朝鮮は核燃料棒の外国への搬出と、1万2千個の未使用の燃料棒の販売に対する協議にも同意し、韓国、北朝鮮、米国が参加する軍事委員会と軍事ホットラインの構築に対しても同意したとCNNは伝えた。

これと関連し韓国政府は公式的な確認が必要だと述べ、重要視していない点を表した。

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キム・ヨンャ投O交通商部スポークスマンはこの日の定例ブリーフィングで「北朝鮮の非核化の意志と関連し最も重要なのは真正性で、具体的な実践が問題。IAE視察団を受け入れたとしも、視察団の活動範囲やアクセスの許容、接近した意図の判断等に対する総合的な判断をしなければならない」と慎重な立場を見せた。

IAEA視察団の許容を北朝鮮が公式的に確認していない状態であり、たとえ確認されたとしても北朝鮮の真正性に対する検証が優先という立場だ。特に、ウラニウム濃縮施設まで公開されている寧辺の核施設に対する査察は、特別な意味が無いと判断したと考えられる。

北朝鮮のIAEA視察団を受け入れる意志が直ちに対話再開に繋がらないと予想される。

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チョン・ソンフン統一研究院研究委員はデイリーNKとの通話で「核物質を公開し転用しないというレベルでは無く、視察団がただ行くというのは本末転倒である。現状を引き伸ばすための北朝鮮の戦略に過ぎない」と指摘した。

「北朝鮮が現在、ウラン濃縮のための遠心分離機を稼動している状況で、空っぽの寧辺の査察に対する意味を見出すのが難しい。意味のない視察団の復帰によって対話再開は厳しいだろう」と強調した。