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天安艦事件に続き延坪島砲撃など北朝鮮の挑発の強度が強まっているのは、金正恩後継体制が不安定だからだと分析された。

これは国際社会から圧迫を受けている北朝鮮体制が不安定な状態に置かれており、対外的な緊張を高める事で内部結束と後継体制の安定化を試みようとする意図という指摘。

ユ・ホヨル教授は13日、コリア政策研究院が「北朝鮮の3代世襲と北朝鮮体制の未来」という主題で主催したセミナーで「北朝鮮の3代世襲の反民主的、退行的な政治形態に対する不満と批判は権力の上層部だけでなく、一般住民の間でも広範囲で広がっている。後継を早期に定着させ内部結束を獲得する為に、極端な対南武力挑発を選択した」と分析した。

「天安艦事件と延坪島砲撃などの一触即発の緊張の背景には、北朝鮮の後継問題、3代世襲の非正常的な権力国「が関係している」と強調した。

イム・ジェチョン高麗大教授もこの日「金日成・金正日の権力継承よりも、現在進行されている金正日・金正恩の権力継承が対内外的な環境がはるかに不利。このような不利な環境を金正日が生きている間に解決しようと考え、北朝鮮の戦略が好戦的な形で現れている」と分析した。

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「揺さぶりをかけて安保問題を短期間に解決することで、後継者の金正恩の負担を軽減しようとする金正日の焦りが感じられる。好戦的な方式で揺さぶりをかけるのは、米国から米朝平和協定の締結、権力継承の保障、経済的支援などを一挙に勝ち取ろうとする戦略と思われる」と付け加えた。

専門家らは、今後も金正恩後継体制の不安定から挑発が引き続き発生する可能性が高いと見通した。特に、挑発の強度は高まりより頻繁に行われると展望した。

ハンナラ党のチョン・オギム国会議員は祝辞で「最近、北朝鮮は金正恩に対する偶像崇拝の難しさ、経済改革の失敗などで民心が遠ざかった。3代世襲を安着させるための北朝鮮の無謀な挑発は続くだろう」と話した。

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イム教授も「金正恩の権力継承の対内外的な環境は金正日の時よりも遙かに不利で、北朝鮮は今後も攻勢的で暴力的な態度を示す可能性が高い」と展望した

イ・ギテク民主平和統一諮問会議の首席副議長は基調演説で「金正恩の業績を作り軍部の支持を維持するために、制限的な対南挑発を継続するだけでなく今後はその強度が強くなるだろう。金正恩体制も先軍政治によって軍部の影響力が拡大し核保有国の認定を受ける努力をすると思われ、対外政策はより一層好戦的になるだろう」と展望した。

キム・ウンジン韓国外国語大学教授は歓迎辞で「北朝鮮が対内外で当面している政治経済的、軍事的な条件から判断した時、果たして順調な世襲が行われるかはわからない。このような曖昧さが延坪島砲撃事件などの軍事的冒険性を生み出し、東アジア全域にかけて尖鋭な軍事的緊張が展開している」と話した。