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聖信女子大学の東アジア研究所(所長キム・ヨンホ)が、脱北大学生を対象に、社会適応及び統一事業で活躍できる人材の育成のための、‘聖信自由市民教育プログラム’を開催する。

‘聖信自由市民教育プログラム’は大学生を含めた脱北者を募集し、あわせて10週間、NGOの代表と専門家を招いて、分野別に講義を行って、現場体験などのプログラムも推進する。

この間、北朝鮮人権NGOと地域の福祉館で、脱北者たちの社会適応を助けるプログラムはあったが、大学で各界各層の専門家を渉外して、脱北者を対象に専門化された教育を実施するのは初めてだ。これまで、ハナ院とNGOの短期適応過程に止まっていた脱北者教育プログラムが、いっそう専門化されるきっかけになると思われる。

講義の内容は政治や経済、社会、文化、国際などで、全般的な世界観の認識のフレームを作るのに役立つものだ。また、青瓦台と言論会社、企業への現場訪問と企業のインセンチブプログラムを準備して、脱北大学生が多様な経験を積めるようにする予定。

講師には、ニューライト財団のアン・ビョンジク理事長、ユ・セヒ北朝鮮民主化ネットワーク理事長、イ・スクジャ聖信女子大学前総長、キム・ヨンジク聖信女子大学教授、キム・ジョンソク韓国経済研究院院長、ハン・ギホン北朝鮮民主化ネットワーク代浮などが参加する。

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キム・ヨンホ教授は10日に開かれた第1期入学式で、“‘聖信自由教育プログラム’は、脱北者の目の高さに合わせた教育を通じて、彼らが韓国社会の脱北者のリーダーに成長するように指導する、国内の大学が初めて試みる長期的教育過程”と説明した。

キム教授は“脱北大学生が、自由民主主義と市場経済体制の原理を理解して、韓国社会で確固とした所属感とプライドを持って、自由市民として暮らすことができるように助けること”と言い、“脱北者たちが韓国社会への定着に成功することは、北朝鮮の住民に大きな希望を与え、統一時代を開いて行く人材になるだろう”と付け加えた。

この日、入学式に参加したハン・ソンWュ(西江大在学)氏は、“この間、社会適応を助ける教育を数回受けたが、何の役にも立たずに、参加をためらった”と言いながらも、“一時的ではなくて、長期的に韓国社会に関して多様なことを学ぶことができると期待している”と語った。