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李明博大統領が25日、キム・テヨン国防長官の辞意を電撃受け入れた。

同長官は5月の天安艦事件後から辞意を表明した状態であった。しかし、今回の北朝鮮の延坪島砲撃攻撃に韓国軍がまともな対応を出来なかった事に対する世論の批判を考慮し、この日、辞意が受理された。

イム・テヒ大統領室長は、この日、大統領府で記者会見を開き「李大統領が今日午後、キム長官の辞意を受け入れることにした。同長官は天安艦事件後の5月1日に公式的に辞意を表明したが、天安艦事件の後続措置と米韓国防長官会談などの連続した懸案の処理のために、辞退の受理が引き延ばされていた状況であったが、今回の事件によって軍の雰囲気の刷新を行う目的から辞意を受理した」と明らかにした。

これと関連し大統領府関係者は「今回の北朝鮮軍の攻撃に対する軍の対応に李大統領は大きな不満を感じた」と伝えた。特に、砲撃の翌日から軍の対応過程での問題点が続々と明らかになり、同大統領が感じた失望感が大きかったという。北朝鮮の攻撃に対して初めての対応砲撃をした韓国のK-9自走砲の門数が大統領府には4問と報告されたが、25日には3門に修正されたのが代表的な事例だ。

また、同大統領は軍の雰囲気を刷新するために、キム・ビョンギ大統領府国防秘書官の交替も決めた。今回の事件に対し同大統領は初動指示で「原則的に対応するものの戦線の拡大を警戒せよ」という間違った内容が伝えられた責任を問われる形での決定だと思われる。