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中国の習近平・国家副主席が共産党の中央軍事委員会副主席に選出され、事実上の5世代目の最高指導者の席を蘭?オた。同副主席の浮上が今後の中朝関係、朝鮮半島情勢に及ぼす影響が注目される。

同副主席は2012年10月の第18次党大会で胡錦濤主席の席を譲り受けると予想される。北朝鮮も2012年を強盛大国の年と公言しており、金正恩(キム・ジョンウン)体制の準備に拍車を加えている為、代を引き継いだ血盟関係は当分持続されると予想される。

実際に同副主席は2008年3月に国家副主席に就任した後、最初の外交日程に平壌を訪問し北朝鮮指導部と会った。また、今月8日の駐中北朝鮮大使館で開かれた党創立65周年慶祝行事に出席し、北朝鮮の新指導部との厚い関係を強調した。

中朝関係に詳しい専門家らは、習近平と金正恩の両者とも安定的な権力の委譲に集中しなければならないという点も、朝鮮半島の安定的な管理という中国の対外政策の基調に従い、2012年までは両国の相互交流が従来よりも活発化すると見通した。

イ・テファン世宗研究所中国研究センター長は本紙との通話で「習近平時代に変わるといって中朝関係が変化するとは予想し難い」とし、両国の関係の連続性を予想し、「ただし、中国は長期的には、北朝鮮の情勢変化に伴うスタンスの変化が起きるだろう」と展望した。

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また、両国の関係に精通した外交消息筋も「北朝鮮と中国共に後継過程にいる。両国の次期指導グループが2012年まで交流を強化する可能性が大きい」と話した。

「中国がグローバルパワーとしての立場を強固にするには責任性が強く求められており、北朝鮮に対し正常な関係を要求する可能性もあるが、『安定管理』という中国の対北政策がトップが替わったからといって変化は無いだろう。 今の基調を維持する可能性が高い」と強調した。

まあ、専門家らは金正恩後継による体制の不安要素が、中国の対北政策に影響を及ぼしかねないとした。

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中国の場合は後継の政治日程は既に確定し共産党の安定的な管理の下に予定通り行われるが、北朝鮮の場合は後継の安定化と政治・経済的な不安要因の解消を行う為に、無理な方法を選択する可能性が高いと指摘する。

特に、国際社会に向け脅迫用の核実験、ミサイル発射などを敢行する場合、中国もひたすら北朝鮮を擁護するわけには行かないと観測している。

同センター長は「北朝鮮が核問題などで強硬な態度を見せる場合、中国は国際社会に朝鮮半島の安定と発展に寄与しているというイメージを与えなければならず、中朝関係が気まずくなる可能性もある」と予想した。

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一部では、習近平・副主席が中国の革命元老らの子女グループの「太子党」の出身という点も、伝統的な中朝関係を軽視できないとの観測を出されている。これに対して中国の専門家は「習近平・副主席は民生を強調している。出身成分と結びつけるのはどうか」と指摘した。