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南北首脳会談準備委員会の委員長を務める韓国の任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領秘書室長は17日、会談準備が順調であることを伝えながら、「必要な場合は、いつでも徐薫(ソ・フン)国家情報院長や鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長などが平壌を訪問できる」と内幕を語った。

同日午後、青瓦台(大統領府)で記者団に対し南北首脳会談の準備状況を説明する中で明かしたもの。

27日に南北首脳会談を控え、南北間では準備のための高位級(閣僚級)会談、実務会議が並行して行われている。南北を結ぶホットラインについての実務会談はすでに2度にわたって行われ、議題を調整するための2度目となる高位級会談は今週末に予定されている。

任委員長の発言は、会談前に南北で意見差が大きいような重要な議題が残る場合、政権中枢の幹部の手で何としてでも解決するという韓国政府の方針を示しているものと見られる。

また、南北首脳間のホットラインの開通について、任委員長は「実務的には20日頃連結される」とした。一方で、「首脳間の通話をいつ行うかは確定していない」と説明した。