つまり、李雪主氏を見つけたのは金正恩氏本人ではなかったということだが、その後の様子を見れば、正恩氏が妻を気に入っているのは明らかだ。
(参考記事:金正恩氏が意のままにする「美人妻利権」の現場写真)金日成氏の最初の妻で金正日氏の実母である金正淑(キム・ジョンスク)氏は、国母としてまつり上げられている。また、金日成氏の後妻である金聖愛(キム・ソンエ)氏は、一時的にせよ公職に就き、権力の一端にあった。それでも金日成氏は孫のように、まるでデートを楽しむかのように妻を現地視察に連れ歩きはしなかった。
金正日氏に至っては、妻を公の場に登場させたことは皆無だ。