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キム・ソン}ン濫??C軍中将(元海軍作戦司令官)は、北朝鮮が海岸砲を10発程度北方限界線(以下、NLL)の南側の韓国の領域に発射したにもかかわらず、韓国軍が対応射撃をしなかったことと関連して、「強力に対応すべきだった」と苦言を呈して、対応策作りを急ぐように指摘した。

合同参謀本部によると、北朝鮮は9日の午後5時30分から33分の間に、白翎島(ペンニョンド)の北方海上に向かって約10発程度の海岸砲を発射し、NLLの南の方に向かって1〜2km地点の海上に弾着した。

これは北朝鮮が1月27日〜29日に黄海のNLL側に400発あまりの海岸砲や放射砲、自走砲などを発射したが、1回もNLLを超えなかったことと比べると、今回の砲撃は明白な軍事挑発だと専門家らは分析している。

当時、韓国軍当局は、北朝鮮が海岸砲をNLLの南海上に発射すると、即刻に対応砲撃を実施すると、幾度も公言した。そのため、韓国軍が3回にわったって警告通信のみ行ったのは、対応として弱いという指摘も出ている。

これについてキム中将は11日にデイリーNKとの電話インタビューで「北朝鮮が黄海5島を狙っている意図をさらに露骨に見せている。今後北朝鮮がNLLで海岸砲を発射することが起きたら、迷わず対応射撃をすべきだ」と主張した。

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そして、「北朝鮮の海岸砲を捉える最新装備を導入して、配置する必要がある。そのためには国防予算を増やすのはもちろん、正しい対応マニュアルを原則に従って適用するのが必ず必要だ」と強調した。

特に「北朝鮮の挑発に対する対応は強くすべきで、これは当たり前のことだ。北朝鮮の挑発に対する対応で、南北関係の悪化を云々するのは正しくない」と説明した。

また、韓国軍の消極的な対応態度も指摘した。

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「韓国軍は、北朝鮮がNLLのほうに400発あまりの砲撃をした時、NLLの南側に砲弾が落ちたら直ちに対応射撃をすると強調した。大統領も天安艦事件以後、北朝鮮の挑発には強力に対応するという立場を示したが、それが実行されていない」と話した。

そして、「北朝鮮が黄海5島を狙っている意図をさらに露骨に表すだろう。今後北朝鮮は黄海で挑発を続ける」と予想した。

さらに、「北朝鮮が膨大な費用をかけた海岸砲は、スピードが速い高速艇や軍艦を攻撃するためのものではない。陸地を打撃するための砲だ。黄海5島に直接射撃をするためだということを知っておくべきだ。我々が対応射撃をしないことで、北朝鮮の黄海5島に対する狙いはさらに露骨になる」と指摘した。