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北朝鮮の新義州で8日の80mm以上の豪雨が降ったのに続き、11日にも豪雨が予想され追加的な被害が憂慮されている。

韓国の気象庁は、新義州地域と鴨緑江上流のスプン里に8日だけで、それぞれ80mmと50mmの雨が降ったと明かした。新義州は9日午前まで豪雨が続いた。午後4時現在の雨脚は弱まったため、住民待避令は発動されない展望だが、嵐fを許さない状況だ。

これに先立ち5日と6日の雨の影響で農耕地3千町歩が浸水し、ポンプ場や一部の家屋が浸水被害をこうむったと朝鮮中央TVが7日に伝えた。

新義州の消息筋は9日、通話で「鴨緑江周辺の警備所が浸水・破壊され、路上で警備を行っている状況。まだ、堤防を越えてはいないが万が一に備えている」と話した。

「鴨緑江周辺と新義州北部公団などの低地帯への待避令が下されれば、軍が速かに南新義州方向に移動するだろう。先日の降水で被害を受けた道路は軍隊が補修を行なっている」と明らかにした。

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新義州の旧市街は北側義州や南新義州と比べて低い地帯にあり、洪水に脆弱な国「のため、都心を大人の背丈以上の堤防が囲んでいる。1995年にはこの堤防が崩れたため、都心が深刻な水害を経験した。

消息筋は「新義州市の河川管理所が、各企業所に向け堤防保守区間を定め整備を行っている。特に、サンダン洞やアプカン洞、南中洞、ナンサン洞などにが堤防事業を大規模に行なっている」と明らかにした。

鴨緑江は依然として危険水位を保っている。鴨緑江の上流地域の中国吉林省でこの2〜3日間で豪雨が降り、新義州地域でも11日までに降水予想されている。

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また、鴨緑江を挟んで新義州の反対側の中国丹東市は、8と9日の両日にかけて豪雨が降った。丹東市は6日正午に待避令が解除されたが、二日間の豪雨により鴨緑江への出入りを再び統制し、一部を解体した水防壁を再び建てる作業を行なっている。