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韓国の野党や左派傾向の市民、労働団体が主導した、「6月抗争の継承、民主主義回復のための国民大会」が10日午後、ソウル広場で開催された。

民主党、民主労働党、創造韓国党、進歩新党などの野党や、韓国進歩連帯、キャンドル市民連席会議、参与連帯、全国教授労働組合などの市民団体が参加した大会準備委員会は、7時30分にソウル広場で国民大会を強行した。

大会は1987年の民主化抗争で亡くなった烈士たちと、先月23日に亡くなった盧武鉉前大統領を追慕する黙祷から始まった。

大会に参加したチョン・セギュン民主党代表、カン・キガブ民主労働党代表、ノ・フェチャン進歩新党代表、イ・カンシル韓国進歩連帯常任代浮などは、演説で李明博政権を強く非難した。

参加者らは決議文を読み上げ、「李明博大統領は民主主義の回復や、国政運営の基調の全面的な転換を望む国民の要求を積極的に受け入れるべきだ。4大河川の開発事業や反民主・反民生・反人権の悪法の推進を直ちに中止するべきだ」と促した。

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また、「現政権は政治的に反対勢力と糾弾勢力を無力化させるために、警察や検察、国税庁、情報機関、保守のメディアなどを使った。多くの国民はこうした権力行使が、盧武鉉前大統領の死と無関係とは思っていない」と主張した。

午後9時には約15万人(警察推算:22000人)がソウル広場に集った。午後7時30分頃にはソウル広場の参加者の中から数千人が道路に出て来て、太平路や周辺の道路を占拠し警察と対立した。

午後6時頃には舞台装置を運ぶトラック5台がソウル広場に入ろうとした際、参加者と警察の間で激しい衝突もあった。

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一部の市民は警察と対立して、ペットボトルや石を警察に向かって投げていた。「暴力反対」と叫ぶ市民がそれを止めると、市民にまで暴力や暴言を振るった。

午後2時頃には、警察ともみあっていたデモ隊が、非難する市民に暴力を振るう場面もあった。

また、市民が警察に汚物を投げたが、他の市民に当たって大騒ぎになった。

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警察はデモ隊が大統領府である?瓦台の方に進むことを防ぐため、プレスセンターの前に戦闘警察30個中隊を動員するなど、ソウル広場の周辺に合計152個中隊およそ1万人の戦闘警察を配置した。

10日に行われた国民大会は、ソウルだけではなく釜山やテグ、光州、ウルサンなど全国13ヶ所で同時に開かれた。