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中国は「イスラム国(IS)」に加わろうとする者に対する取締を強化しているが、その影響が脱北者の脱出ルートにも影響を与えていると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

脱北ルートとして多用される中国とラオスの国境(画像:Jonathan)
脱北ルートとして多用されてきた中国とラオスの国境(画像:Jonathan)

中国に潜伏する脱北者は、韓国や第三国に向かう際、西南部の国境地域を経由する東南アジアルートを通るケースが多い。中国は北朝鮮の求めに応じ、脱北者を発見し次第、拘束。強制送還する政策を取っているためだ。

しかし、中国当局は昨年5月頃から、ISへの合流を目的に違法越境する者を取り締まるため、国境一帯の警備を強化。これによって東南アジア・ルートを使うことが困難になっている。さらに、雲南省の省都、昆明から国境へと続くルートの警備も強化されているという。

そのあおりを受けて、どうにか北朝鮮から脱出しても中国に足止めされ、第三国に逃れられずにいる脱北者が相当数に上ると見られる。

広東省、広西チワン族自治区、四川省、雲南省、新疆ウイグル自治区の国境一帯では、IS参加希望者の越境を手助けしていたブローカー組織が摘発され、これまでに800人以上が逮捕されている。

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