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乗務員のマカダミアナッツの出し方に激怒して離陸直前の航空機を引き返させたとして、航空保安法違反の罪などに問われ、2審で懲役10ヶ月・執行猶予2年の判決を受けた大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)前副社長が28日、上告しない方針を明らかにした。

一方、検察は上告を決めており、趙前副社長は最高裁の審判を仰ぐ形となる。

Jo_Tanaka
韓進グループ総帥の趙重勲氏(左)と田中角栄元首相

大韓航空を傘下に擁する物流中心のコングロマリット、韓進(ハンジン)グループは、趙被告の祖父である趙重勲(チョ・ジュンフン)氏が設立。田中角栄元首相の“刎頚の友”として知られる国際興業グループ創業者・小佐野賢治氏の手厚い支援を受けながら、ベトナム戦争特需をつかむなどして急成長した歴史がある。

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