北朝鮮を訪問したロシア最高裁判所トップが、北朝鮮との協力拡大の方針を明かした。韓国の聯合ニュースが19日、タス通信を引用して伝えた。
ロシア最高裁判所のレベジェフ所長は18日、北朝鮮からの帰国に先立って平壌駐在のタス通信特派員によるインタビューに応じ、「ロシアと北朝鮮は司法分野を含め両者の関係を強化するための大きな計画を持っている」とし、両国の最高指導者の決定により、今年が朝露親善の年として宣言されたことを想起させた。
レベジェフ所長らロシア連邦最高裁代表団は16日に平壌入りし、3日間の滞在期間中に北朝鮮のパク?ミョンチョル最高裁所長、金永南(キム?ヨンナム)最高人民会議常任委員長らと会談した。
その間、朝鮮中央通信は8回にわたってレベジェフ所長らの動静を報じており、北朝鮮が同所長らの訪問を重視していたことをうかがわせる。
なお、北朝鮮とロシアは現在、犯罪人引渡条約の締結に向け手続きを進めているとされる。