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ハン・スンス国務総理が金剛山観光客射殺事件と関連し、“私たちが持っている情報は(現代)アサンが持っている情報だけではないかと思う”と語った。

ハン総理が21日、国会の緊急懸案質疑に出席して、‘(金剛山事件に関して)私たちの情報機関が収集した情報があるか’というハンナラ党のファン・ジンハ議員の質問にこのように答えた。

ハン総理は政府の対北情報ラインが崩壊したのではないのかという指摘に対しては、“この10年以上の間、南北関係がよくなり、対北情報収集が弱まったのではないかと思う”と答え、“国情院や他の情報当局でも、革新を通じていろいろと努力しているため、時間が経てば新しい情報体系が構築されると思う”と述べた。

情報の不在によって北朝鮮の意図と事件の真相を把握するのに時間がかかっているという指摘には、“国情院でも(対北ライン不在の)深刻性を認識し、一層努力している”と述べ、“これまで疎遠だった韓米関係が進展し、韓米間の情報交流が拡大すると期待している”と明らかにした。

統一部のキム・ハジュン長官は、最近南北関係が急速に梗塞したことについて、“私たちよりは北朝鮮の責任がより大きい”と述べ、“私たちは政府の出帆以後、北朝鮮と対話をするために多くの努力をしたが、北朝鮮は私たちに何度も悪口を言って批判した”と指摘した。

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ただ、“金剛山観光客射殺事件と南北関係は分離しなければならないと思う”と述べ、“この問題が別の分野に拡散しないようにする”と強調した。

更に、開城観光の中断と関連して、“開城観光は南北関係において非常に重要な意味を持つ”と言い、“かなり慎重に接近しなければならない”と述べた。

一方で、“今回の事件を点検した後、いかなる方法でも観光客の身辺の安全保障措置を講ずるようにする”と言い、“現在、総理室主宰で金剛山、開城観光評価団が構成されて点検を続けている”と明らかにした。

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また、“現代アサンを充分に管理することができず、国民に本当に垂オ訳ない”と述べ、“点検の結果が出次第、現代アサンに責任を問う問題を決定する”と付け足した。

これと関連し、ハン総理は“南北対話を再開するために最善をつくしているが、北朝鮮は政府が変わる度に元々こうだった”と言い、“参与政府の時も7ヶ月間(南北関係の梗塞期間を経たが)、私たちはまだ時間があると考える。だが、できる限り早い時期に集まって議論することが必要だと考えている”と語った。

一方、イ・サンヒ国防長官は、“(金剛山事件は)国軍将兵にも様々な教訓を与えるもの”と述べ、“北朝鮮と北朝鮮軍は相変らず私たちにとって深刻な安保の脅威であるだけでなく、合意と約束事項も彼らの必要によっていつでも破棄して、盗人たけだけしく責任をなすりつける集団ということを、今後将兵たちに教育を通じて確実に周知させる”と強調した。