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北朝鮮が最近、元山に幅30メートル、長さ1800メートルの地下滑走路を建設していることが確認された。

VOA放送が17日(現地時間)、北朝鮮の元山の南西に、巨大な地下滑走路が建設されていることが、アメリカの民間の人工衛星写真提供業社である‘グーグルアース’によって確認されたと伝えた。

‘グーグルアース’の写真を見ると、この滑走路は北東から南西に向かって斜めにセメントで舗装されており、幅30メートル程度の入口から、山の奥に繋がっている。また、トンネル工事が今も行われているようで、滑走路の周辺には洞窟から掘り出した土砂が積もっており、周辺に20以上の建物が建てられていることが確認された。

VOA放送は、2006年5月に韓国に亡命した、北朝鮮の空軍大尉出身のパク・ミョンホ氏の証言から、この施設が北朝鮮軍が建設している地下滑走路である可能性が高いと伝えた。

北朝鮮の空軍に20年間勤務したパク氏は、“戦争になれば、北朝鮮の戦闘機は基地を離陸して韓国の目標を攻撃し、爆撃を終えた戦闘機は元の基地には戻らず、あらかじめ用意しておいた濫??nに移動する”と述べ、“この地下滑走路がそのような場所だ”と語った。

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また、“韓国との戦争に備えて、こうした地下滑走路を更に2~3ヶ所建設している”と述べ、”咸鏡南道のチャンジン、平安南道のオンチョンに、これに似た地下滑走路がある”と語った。

地下滑走路のことを、北朝鮮では’坑道離陸’と言うが、戦闘機を保管し、短い時間で見えないように離陸するという目的があると言われている。

こうした北朝鮮の軍事施設は、1962年12月に労働党の第4期第5次全員会議で採択された、’全国土の要塞化’という軍事路線によるもので、北朝鮮の地下軍事施設の多くが、地下80メートルに建設されており、休戦ラインの近くだけでも1800以上の軍事施設があると言われている。