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イスラエルの日刊新聞ハレーツが、“イスラエルが9月に、シリアの核疑惑が持たれている施設を爆撃したことに関する詳細な情報が、アメリカ議会で公開されると思われる”と6日に報道した。

イスラエルは去年9月6日に戦闘機を出撃させて、シリア北東部のデイルエツゾール地域にある軍事施設を爆撃した。

ハレーツはイスラエルとアメリカがこの事件に関する詳細な情報を、今月末に開かれるアメリカ下院情報委員会に報告する問題について調整していると伝えた。これにより、今までベールに包まれていたイスラエルのシリア空襲の真相が明かされると見える。

イスラエルは、去年のシリアの軍事施設爆撃について、シリア領空を侵犯した経緯と攻撃目標などについて詳細な内容を明らかにしなかった。

シリア政府は、イスラエルが空襲したのは’不使用の一般軍事施設’と明らかにしたが、アメリカとイギリスのメディアは匿名の消息筋の言葉を引用して、空襲の目標が北朝鮮の人力及び技術支援で建設された核施設だと主張し、‘北朝鮮-シリア間核コネクション’疑惑を提起していた。

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その後、北朝鮮がどのような方法で核物質をシリアに販売し、核関連の技術者を派遣したのかが北朝鮮の核問題の争点として浮上したが、北朝鮮はこれを否定してきた。

8日にシンガポールで開かれるクリストファー・ヒル次官補と金桂寛外務省次官の米朝会談でも、‘北朝鮮がシリアに対する核協力の疑惑を認めるレベルと表現の問題’が主要な争点として注目されている。

ハレーツは“アメリカ議会がシリア・北朝鮮間の核協力疑惑に関するあらゆる情報が提供されない場合、(アメリカの)情報機関の予算の要求を受け入れることができないという立場を明らかにしたことによって、アメリカ政府が議会の要求を受け入れることにした”と報道した。

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新聞はまた、“イスラエル軍は空襲の真相を明らかにすることに反対しているが、イスラエルの総理室とアメリカ政府は、シリアが報復攻撃に出る可能性が低まった点をあげて、真相を公開できると意見の一致が見られた”と付け加えた。

情報公開は今月下旬にアメリカ下院の情報委員会の聴聞会で、政府の官吏が証言する形で行われると予想される。

イスラエルとアメリカは、情報公開がイスラエルの対中東軍事抑止力を強化して、北朝鮮とイランに対するシリアの関係を冷却させると見ているとハレーツは分析した。特にアメリカは、北朝鮮の核の解体のための交渉の過程で、交渉力が高まると期待していると強調した。