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北朝鮮の外務省報道局が9日、米韓合同軍事演習を非難する公報文「米国が乱発している腕力行使は増大した安保危機に回帰するであろう」を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

米韓両軍は、第2次トランプ米政権発足後、初となる定例の合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾)」を10日から11日にかけて実施する。

公報文は、演習に対して「偶発的な一発の銃声で双方間の物理的衝突を誘発させかねない先鋭な朝鮮半島の情勢を極点超しに引き上げる危険極まりない挑発的妄動である」としながら、「看過できないのは、敵が2024年7月に作り上げて発表された『核抑止および核作戦に関する指針』に従ってわれわれの核兵器施設に対する『事前原点打撃』を狙う『作戦計画2022』を今回の演習期間に適用してみようと企んでいることである」と主張した。

つづけて、「戦争演習騒動の根底には『自由の盾』という作戦名その通りにアメリカ式価値観とヤンキー式自由民主主義を神聖な主権国家の領域に繁殖させ、究極にはわれわれの政権崩壊、体制転覆を遂げてみようとする米国とそれに追随する大韓民国の執拗かつ変わらない侵略野望が濃く潜んでいる」と非難した。

また、「今年、史上最大規模の軍事的挑発で戦争交響曲の初の楽章を『荘重に』演奏しようとする米国の無分別な行動と非理性的な選択は米国の安保に『マイナス』に寄与するようになるであろう」と述べた。

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そのうえで、「われわれは米国の続く軍事的力の示威行為に対応して戦略的抑止力行使を続けていく意志を披歴した」とし、「核戦力の急進成長を随伴した信頼的な力を通じて朝鮮半島と地域に永続的な平和を定着させようとするわれわれの責任ある努力は倍加するであろう」と強調した。